先日の「子供とゲームについて」

SAYさんからコメントをいただき、長くなりそうなのでこちらに書きます。
重い話なので気をつけてください。
次からは明るい話題にします!!っていうかそうしたい!!脱っ!暗い気持ち!

今は親の世代も外遊びをあまりしなくなった子供時代を過ごしているので、こういう感覚や重要性はわからないんだと思います。
私はゲームを否定するわけではなく、
幼児期から自由時間全てにゲーム遊びをしていることに危機感を感じます。
そしていずれこういう子供が大人になって子育てをする。
ペットさえ育てたことのない人が子供のウンチの世話をする、自分の思い通りにいかない人間を育てる。

昨今の虐待のニュースの多さにこの先の日本社会を考えると一人心配しています。
私が読み聞かせボランティアをするのも、そういう環境にいる子供達に少しでも視野を広げてもらいたいから。
今は大人がそうやって手をかけてあげないと、一度もそういう本を見る事も無く過ぎていきます。
本屋さんすら売れる本しか置かない時代、絵本や子供の本を置く店は更に少ないし。

いじめで一人きりになってしまう子を見ていると「この世はもっと広いんだよ!ここから一歩外へ出てみようよ!」と教えてあげたくなります。
今は寂しくなるとゲームの世界に逃げてしまう可能性が大でしょう。
他の世界を知る機会もなく。

子供時代に沢山五感を使って遊んで心の体力をつけてからゲーム遊びを始めてほしいんです。
この記事を思わず怒りを込めて書いたのも、偶然見たサイトで「ゲーム批判」をしている人をゲーム好きの仲間同士で徹底的に非難していたからでした。
(読んでみるとそのゲーム批判をしている人にも決めつけや色々問題点がある様子。
私も自分がゲームをしないので、その点批判するには問題があります)

こういう人達には「確かにゲームにはそういう面もあるし危険性もあるね。」という声ってないのかなぁと。
もちろん「ゲーム漬けでも立派な大人になってます。」という経験談には私も救われるのですが。
(ことわっておきますが私は自分が立派な大人だとは思っていません。青いまま腐っているリンゴのような気がする・・・(;´Д`)プ~~ン
ただ「ゲームばかりするからこんな人間になるんだ!」という考え方は短絡的でいけないと思います。

現代社会の子供の問題は環境を含めて一概に「ゲームだけが悪い!」とは言えません。
親と子のつき合い方、食事等複合的な問題点があります。
遊びに関しては子供の遊び場、放課後の友達の人数、お稽古、不審者の出没・・・
そういう環境で遊べる遊びは必然的にゲームになってしまうのは、なるべくしてなったと思います。
だからといって、こういう子供時代がベストではないと信じます。
じゃあそんな現実でどうしたらいいのか?
結局親や地域の大人が介入しないとダメなんだと思います。(あまり大人が与えるっていうのが多いのも考えものですが)

昔ながらの遊びをさせるには羽根木プレイパークのように自由遊びをさせる環境を作って、大人のチームリーダーをつけるのが現代的なのかもしれませんが、全ての地域でそれが可能というわけではありません。

じゃあ現実的に何ができそうか?と今までずっと自分なりに考えてきました。

1、放課後、校庭開放をして子供を自由に遊ばせる(これで怪我をしてしまうと責任問題が出て、結局校庭開放すら出来ない事になるので多少の怪我はつきものとして親も認め、それが許せない親は遊ばせない)
2、大人が積極的に家から連れ出して外の世界に触れさせる
3、本や映画、劇を一緒に見て楽しむ。親の好きな世界を共有する。親と一緒に遊ぶ。
4、福祉の予算が少ないのはどうしようもないけれど、文庫(=個人のお宅で所蔵している本を開放する)レベルでいいから子供が集まってゲーム以外で遊べるコミュニティースペースを作る
          ・・・・ぐらいしか浮かばないなぁ。

とにかく子育てって教育面では沢山本があるんだけど、こういう
「この年齢ではこういう遊びを楽しむ」みたいな本って無いんですよね・・・
現場の先生方や研究者がそういう「年齢にあった遊びの本」を作ってくれないかなぁ。
by mieru1 | 2005-06-11 14:34 | 本読み/こども | Trackback(1) | Comments(12)
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Tracked from ちっちゃいハートをおすそわけ at 2005-07-01 11:16
タイトル : 子供とゲーム 2
やっと今日になった。。。。。 ・・・ゲームの事にもう少し考えてみる。。。。 以前からオンライン・ゲームをブロックしていた。でもアン天使。はゲームをしていた。彼にブロック解除する術はない。 親の無関心が二日の間、暴力ゲームとアン天使。が付き合う結果となってしまった。 ・・・そして、テレビゲームを取り上げた形になったが、本当にこれでよかったのか。。。。 親の責任逃れ そう、感じてしまうのは、子供時代の自分をアン天使。に重ねているから。。。 「子供は現実世界と仮想世界の区...... more
Commented by KAN at 2005-06-12 22:04 x
大変だな~子育てって。
自分の小学校時代には地元に「子ども会」があって、
キャンプとかハイキングとかに連れてってもらったけど、
今の時代にはそういうのはないのかな?
Commented by mieru1 at 2005-06-13 00:17
>KANちゃん
こちらでは今でも子供会あります。ただこちらは生徒数が激減していますので親はしょっちゅう役員に当たり悲鳴をあげています。
(人数は少なくても行事の数は減らないので)
地域によるんでしょうが、こちらはホント何にもない所なので皆家でゲーム遊びオンリーです。子供同士の家も離れているから放課後遊びに行くにも車で送迎。大変でした。
本当に親の手がかかる土地です。ここで一から子育てはもうこりごりです。 (その点東京はどこに出かけるにも楽でフットワークが軽かったな)
Commented by megellanica at 2005-06-13 16:05
「外で暴れ回って泥だらけ傷だらけになって育った」世代って、どこらへんがボーダーなんでしょうね。
私ら(1971年・昭和46年生)まだ、妹と、近所の子らと、幸い近所に公園があったんで、随分遊びまわりましたし悪さもしてました。
いらんことしてケガもするし、服も汚す、ズボンの尻を破いてくるなんてしたもんです。ドブの中の泥をアイスクリームの棒でかき混ぜてみたり。
その度に、母にはどえらく叱られましたが、その都度「なんでソレがアカンのか」の説明も、キレつつもしてくれてまして、今はよくそんなことを
振り返って母と話をしています。
子供がテレビゲームで遊ぶのは、金はかかるんでしょうが、親的には無難っちゃ無難でしょう。
ゲームやらしときゃ、子供は大人しいし、服も汚さないし、大けがしてくることもなし・・・
ともかく、「ホンマの子育てしてる人にしかわからない」苦労と、苦悩、視点だと思いました。
長年世話になってるうどん屋のオッチャンも、「何が大変て、子育てが一番大変やで、そらぁ仕事してる方がずっと楽」と言っていました。
2歳児の母である妹を見ていてもそうなんやろな、と思います。
長文陳謝。
Commented by mieru1 at 2005-06-13 23:35
> megellanica (ぼん子)さん
どこいらがボーダーか・・・地域差もあるでしょうね。
ただ私らの世代から小学生も塾通いが流行り出しましたね。
「ギャングエイジ」と呼ばれる時期も過ごさずに育った人がもう親になっていますね。

テレビゲームがあると親は楽でしょうね。部屋は散らからないし暴れないし、まとわりつかないし。家は部屋数がなくて寝室兼子供部屋という昔の長家のような生活だったので毎日片づけが大変でした。(レゴは部品ごとに分けて締まっていたので)でも子供が散らかすのはもう当たり前の事なので我慢我慢でしたが。おまけに上の子は朝から晩まで一日中しゃべる子だったので・・・・聞き流すこともしばしば。

>>ともかく、「ホンマの子育てしてる人にしかわからない」苦労と、苦悩、視点だと思いました。

そう読み取っていただけて嬉しいです。ホント大変でしたよ子育ては。でもおかげで後悔はないです。今の時代自分でやれることはやったという気持ちはあります。いろんな問題について悩みも考えもしましたし。今も継続中です。
Commented by SAY at 2005-06-14 03:17 x
ずーっと、書いていらっしゃることは、ゲーム批判じゃないですよね。《笑》
遊びから学ぶことの重要性、僕もそれを感じてるんです。
生きていくための知恵は、皆でがやがやしながら遊んでいる中から学んだりするもの。
決して攻略本やミラクル起こしたりリセットしたりするボタンなんて人生にはないんですよね。
僕、子育てしてないけれど、自分が子供なので、まだまだ外に出ると、楽しいことばかり探してます。
子供だって大人だって同じだよって信じて、子供たちのエールを送りたい気持ちです!
そして、子育てしてる親御さんたちにも、エールを!
僕も、出きることなら身近なところで、子供たちにも大人達にも何か伝えられたらなんて思ってはいるんですけどね・・・。
なんせ、僕が子供ですから・・・。《笑》
Commented by mieru1 at 2005-06-15 13:22
>SAYさん
ゲームはその普及の仕方からしてとても魅力的なものだと思います。ただ、「面白すぎる」からこそ体験の少ない子供には早すぎると言いたかったのです。
面白すぎるからこそ中毒にかかりやすいだろうし、他に興味が無くなってしまうんではないかと。

最初はゲームがいかん!!と思いましたが、これも科学の進歩の結果であるし、遅かれ早かれ世に出ていたと思うんです。
結局交通事故が多いから「車がいかん!!」というのと同じなんだと思うようになりました。
要は使う人間次第だと。そしてその要になるのは与える親なんですよね・・・
なんか「周りの子が持っているから家だけないのは可哀想」という親が多すぎるんですよね。
その子の事を本当に思って言っているのかな?自分が子供に嫌われたくないからじゃないかな?皆と違っていると嫌だからじゃないのか?と感じちゃうのです。
SAYさんも機会がありましたら是非子供達と遊んでみてください!
きっと楽しんでいる大人の姿を見て子供達って興味を持ってくれると思うんですよ!どんどん甥姪に「悪い」遊びを教えてあげてください!きっと楽しい思い出になること間違いナシ!!

Commented by げんごろう at 2005-06-22 01:31 x
いつも、ブログを見に来ていただき&コメントどうもありがとうございます。
また、ランキングも応援していただいているようで、おかげさまで6/22午前1時の時点で37位までランクアップしました。そのちょうど上の35位、36位が吉本興業の若手お笑い芸人のブログです。なんか、ヤバイです。こんなしょうもないブログが、若手とは言えプロの芸人それも吉本興業の芸人のネタを追い抜こうとしているんですから・・・・。ランキングも単なる指標でしか見ていないので、あまり順位にとらわれてしまうと、右脳が縮小してしまいそうなので、ちょっと、ここら辺で、気を緩めようかと思います。

で、今回コメントしたのは、こちらの記事に関連するかどうか分かりませんが、みえるさんなら興味を示してくれるのではないかと思った人を紹介しようと思った次第です。
その人は、岸 裕司さんという方です。
http://ruralnet.jp/ouen/meibo/157.html
(詳細は、こちらのサイトをご覧ください。)

Commented by げんごろう at 2005-06-22 01:33 x
前から私の興味津々センサーにキャッチされていた人で、一度、会ってみたいなぁ~と思っている人なんです。本当は、この人のことを私のブログに書いてみえるさんのこの記事にTBを飛ばそうと思っていたのですが、ここ最近、上京物語&サッカーネタで、なかなか書けないでいたので、このコメントにて先にお知らせいたします。

もし、ご存知なければ、この方の書かれた本などをお読みになられてはいかがでしょう。みえるさんのお子さんの教育に対する想いと重なる部分が見つかると思います。

Commented by mieru1 at 2005-06-22 23:57
>げんごろう会長、情報ありがとうございます!
早速このサイトへ飛んでみましたら、「太郎次郎社」「文庫」「ビオト−プ」などと私の琴線に触れるキーワードがたくさんありました。
今度早速追跡調査してみたいと思います。

それにしても会長は引き出しが沢山あって、その興味の幅の広さが正に「人生を愉しんでいる」からなんだろうな、と想像できてしまいました。
ランキングもアップしてきてブログも更に面白く!と考えるのも大変でしょうが、是非今度岸さんのお話もお願いします。

私の興味津々センサーで思い出した人が「大神源太」。
あの人は今、どうしているのだろう?こちらも調査しなくては。
Commented by mieru1 at 2005-06-24 00:10
>大神源太、ちょっと調べてみたらイヤな気分になってしまった・・・_| ̄|○
やっぱり犯罪者だから面白半分ではいけませんね。
しかし、彼のあのナルシストっぷりには興味がそそられる・・・・
Commented by 小心天使。 at 2005-07-01 11:48 x
はじめまして。小心天使。と申します。m(。_。)m
ただいま子育て真っ最中。三人の母親しております。

「子供とゲーム」に記事に、トラックバックありがとうございます。


>幼児期から自由時間全てにゲーム遊びをしていることに危機感を感じます


まさにその通りだと思います。ゲーム自体はそう悪くないと思います。けれど遊びがゲームだけの子供達が大人になった時。。。。危機感がつのります。
もっとたくさん遊んで体を使い、知恵を使い、いろいろな事を体験してもらいたいのですが、その反面、怪我はしてもらいたくない。事件に巻き込まれたくない等等。。。親として常に悩んでいます。

子供達に言われます。『ゲームが駄目だったら何して遊べばいいの?』
・・・時折言葉が詰まります。そして与えられた遊びしかできない子供達が不憫です。

親として今後考えていく大きなテーマだと思っております。何が出来るのか分かりませんが子供と共に考えていきたいと思っております。
ありがとうございました。
Commented by mieru1 at 2005-07-03 02:44
>小心天使。さん
「小さい怪我は大きな怪我の予防」とも言います。
少しくらいの怪我だったらどんどんした方がいいのでは?というのが私の考えです。(^^)
遊びって数がいないと楽しくないんですよね。
今は少人数で遊ぶからゲームみたいな遊びが一番はまってしまいます。
私は仕方ないので学童に入れました。
中々人間関係が難しかったですが、家でゴロゴロしているより良かったと思っています。
なかなか悩みはつきませんが、子供にとってかけがえのない時間を大事にしてあげたいですね。
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