子供のイジメについて

先日7月14日のTwitterで呟いたのだけどツイートって炭酸の泡みたいな存在なので
検索に引っかかるブログにそれをコピペしておきます。


1.家の喧嘩の出来ない息子も中学時代一人の男の子から執拗にいじめられてた。親としては無視して近寄るなと言っていたがある日学校から殴られてメガネが 壊れたと呼び出しが。事の真相を聞くために迎えに行くとそこには片目が腫れた息子が。「メガネの上から殴って失明したらどうすんの?」と思った。

2.男の子だし、多少の取っ組み合いの喧嘩は許容するけどリアルな喧嘩をした事のない世代(バーチャルな喧嘩はよくしてる)はどこまでやったら危険かという事を認識していない。そんな事を説いても無駄だし直にその子に注意をし、その後家族が家に謝りに来た。旦那は怖い父親の役をしていた。

3.聞くとその子の家庭の事情が複雑で根はそこにあると思った。心の平安が無いと無意識にイライラして大人しそうな子に八つ当たりをして鬱憤を晴らす。そういう事だと思った。注意して「ハイ。わかりました。」と素直になればいいけど人間大人も子供もそんな簡単に変われる訳がない

4.結局相手の環境が良くならない限り事は変わらない訳だから今まで通り息子には無視しろ、と言い続け学校に行きたくなければイカンでよろし、親は息子の味方だからね。と繰り返し言った。と言いつつも卒業まで息子は休まず通い相手の子は途中から不登校になったとか・・・

5.暗黒の中学時代を過ごした息子だったが頑張って入った高校では今までが嘘のような充実した生活を送って本当に良かった。そういう意味では今辛い思いをしている子達に狭い世界で終わらないで、と伝えたい。学校、日本が全てじゃないよ。

6.学校くらい行かないと恥ずかしい、何て世間体ばかりを気にしている親がいたらバカバカしいね。そこに一生いる訳でも無いし。その子にとっての世界を見 つける方がよっぽど大事。学校はそのための手段。その子の生きる道を探す方が大事。自分の存在を否定される事のなんと辛い事よ。

7.そんな理不尽な環境に自分を殺してでも通う意義は無い。(思い出してムカついて来た)そして虐められていることを恥ずかしいなんて思わなくていい。相 手が変なんだから自分をそんな奴らの犠牲にしなくていい。「やったもん勝ち」と思うかもしれないけどトータルで考えたらそんな事全然ないから。

8.登山でも「撤退する勇気」というのがあるけど虐められてる子は「学校に行かない勇気」が必要だ。どちらも自分の命を守る事。そしてそれを支援する親は 学校を当てにしないで家庭学習をさせたり塾に行かせたりできるといいんじゃないかな。暫くの間の辛抱なんだし。自分達で道を切り開く。


ーーーこの時の親の対応としては先生や学校に猛烈なクレームをつけて対立構造を作ることは避けました。
先生を敵に回しても仕方ないし。子供が学校で孤立しても困るし。
相手の子も根っからの悪い子ではなさそうなので諭すように注意しましたが、しばらく大人しくしていたけれどやっぱりちょっかいはかけて来たようです。
救いだったのは徒党を組んで虐められるとか金銭の要求をしてきた、という事が無かったこと。
本当に嫌がらせ程度で済んだ事です。(息子本人はそう思っていないでしょうが)


とにかく相手(虐める子供、学校)の変化をすぐに求めてもそれは無理な話なので
早急な環境の変化を求めるには自分たちで動くしかないと思う。
そして親は子供が辛い気持ちを聞きやすい環境を作ること。
子供を否定したりするのではなく、自分もその立場だったらどんなに不安な気持ちだろうと同情しながら聞くといい。
そして「よくそんな辛い事を我慢していたね。」と褒めてあげてほしい。
ささいな不安な事でも親に話しやすい雰囲気を作って十代の危機を乗り越える。
なに、一生今の状態が続くわけじゃなし、長い人生考えたら少しの間。
そのくらいの気持ちで構えて欲しい。

特に赤字で示した「学校に行かない勇気」は標語にでもしてもらいたいくらいだ。
それと同じく「(暴力、脅す)いじめは犯罪です」も。
やっている子にとっては「遊び」でもやっていることは犯罪なんですから。
「遊び」と言えば全てが許されると思っていたら大間違いだ。
相手が泣くほど嫌な思いをしているどこが「遊び」なんだ。
それは虐める側の「イジメ遊び」だろうが。
相撲部屋の「かわいがり」がリンチという行動にすり替わったのとよく似ている。

今回の事件で「イジメは犯罪」というツイートもよく見かけますが、
当時読んだ漫画原作者の牛次郎の本、「いじめへの挑戦―私たち親子は、かく闘い、かく克った」には
はっきりと「イジメは犯罪である」と書かれていて目から鱗が落ちる思いでした。(私達が読んだ本でそういう捉え方をしていたのはこの本が初めてでした)
だから「虐められている事を相談するのは恥ずかしい」と思うのは誤った認識なのです。
相手はヤクザと同じ事をしているんですから。

それにしてもあの子、今どうしているのかな?「このままじゃ駄目だ。」と気づいて立ち直ってくれてればいいんだけど
そういう気持ちになろうにも体力がいるからね。
by mieru1 | 2012-07-15 13:55 | 本読み/こども | Trackback | Comments(2)
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Commented by n0n0n at 2012-07-16 23:29
冷静な目で判断できるみえるさんが羨ましいです。学校が変わるとある意味開放感があり知らない人が多いほど伸び伸びと本来の自分が出せるような利点がありますよね。(逃避っという意味にとられても別にいいんだけどね^^;)私も経験しました。頑張って入った高校で息子さんよかった!!幸せでしたね。子どものいじめがニュースで取り上げられていますが、ずっと前の職場で大人のいじめも知りました。専業主婦の時にはなかった恐怖感を味わいました。たぶんいじめに走ってる人達は「このままじゃ駄目だ」なんて気づいてない...相手が目の前から消えるまで続いていました。誰だって心がおかしくなると思う。環境を変えられて息子さん本当に良かったと思います。私みたいなアホがあんまりえらそうなこと書けないんですが・・・すみません、読ませて頂いてなんかちょこっとだけでも書きたくなってしまいましたm(_ _;)mすみません.....
Commented by mieru1 at 2012-07-17 15:33
>のんちゃん
そういえば数年前バイト先で色々悶々とされていましたよね。そういうことでしたか。女の人ってツルんで村八分にするの好きですよね。幼稚園のママとかそうでしたもん。グループ内の一人をつま弾きにして居辛くして追い出すと又そのグループ内で誰かを陰で悪口を言う、の繰り返しでしたよ。そんな連中とは無理して・・というか気が合わないからいいんだけどそこにしか居場所が無いとかボッチになるのが不安という人にとっては辛いでしょうね。

>>たぶんいじめに走ってる人達は「このままじゃ駄目だ」なんて気づいてない

その通りなんでしょうね。自分にゆとりが無い事にも気づいていないし「あの人が悪いから悪口言われて当然」くらいで正当化しているんでしょう。でもそういう親の姿を子は見てマネしていくんですよね。
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