ここしばらく洋楽ばかり聴いていたので、ふとユーミンの「コバルト・アワー」を聴きたくなりました。
このアルバムの「雨のステーション」が好きなのですが、あの有名な「卒業写真」も入っています。 ワタシは同じ「卒業」がテーマなら「最後の春休み」の方が好きです。 ストーリー的にあっちの方がグッと来るというか、甘酸っぱい思い出が懐かしさを呼びます。 で、いつもこの「卒業写真」を聴いていると思い出すのが (笑わないでね。全然脈絡ないから) 学研「科学」の付録についていたプランクトン飼育セット!! ーーー何故プランクトン飼育セットかといいますと。 このアルバムが制作されたのが1975年。 ワタシが5年生の時になります。 多分この時の「科学」の付録がプランクトン飼育セットだと思うのですが 姉がフォークソングやニューミュージックが好きで ラジオの「電リク」をよく聴いていて、当時この曲がよくかかっていたと思うのです。 (でも「プランクトン飼育セット」は6年生だったと思うので姉の持っていたアルバムかもしれません とにかくこの付録が来た当時この曲が盛んにかかっていました。) で、ワタシはその頃毎日のように、いつプランクトンがふ化するのか毎日楽しみに眺めていたんだと思います。 ですので「卒業写真」を聴くとその時の子供部屋の空気、明るさが思い出されます。 姉も「科学と学習」(二人とも途中で「科学」のみ購読になる)を取っていたので 妹のワタシは姉の持っていた「プランクトン飼育セット」を早く手にしたい、と密かに憧れていたのでした。 今でも「科学」の付録のことが懐かしく思い出されるのですが 低学年の時にあった「アリの巣セット」「色水セット」「お風呂で遊ぶ噴水セット」は本当によく遊んだ記憶があります。 「アリの巣」は指導通りにいきませんでした。 あんなにちっぽけなセットで卵まで産ませるなんて難しいのでは?と今になって思います。 デザインが斬新でカッコ良かった「アリの巣セット」 上部の円盤が外れてこのままアリの巣にセットしてアリをゲットするという罠兼用の蓋です。 (おとりには定番の白砂糖) そのお手軽さが魅力でしたがこれで女王アリがゲットできるのかと・・・・・ 花びらや葉っぱで色水作りができるセット (底がすり鉢状になっている。朝顔の花をゴリゴリとすり潰し水を加えてコップに出来上がった色水を見て悦に入るのでした。そういえば昔の折り紙は出来が悪かったので色が落ち、よく色水遊びをしました。途中で色の落ちない色紙しかなくなってつまらない想いをしたものでした。) こういった自分で遊びを作るオモチャみたいな付録がとっても好きでした。 「人骨モデル」も作るのが大変だった割にすぐに部品が落ちるのがいただけませんでしたが 自分で作る工作セットがとにかく面白かったです。 ちなみに小学館の学年誌の紙の付録も好きでした。 苦労した割にはすぐに壊れた幻灯機。(懐中電灯を支えるには紙が弱い) お日様で焼く青写真(日光写真)。 「ガッチャマン」のヘルメットと「赤胴鈴之介」の竹刀はお気に入りでした。 竹刀は先を短剣のように押し込んでおいて勢いよく振るとシュッ!と伸びるものでした。 そんな手作りキットなどが好きな子供だったので 今子供だとしてもプラモデルは作ってもゲームは嵌らなかっただろうな、と思います。 ーーーーそれにしても現代っ子はこういった地味な遊びは見向きもしないんだろうか・・・・・ ああ、「あの日に帰りたい」。
by mieru1
| 2011-08-06 20:06
| なつかし話
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Comments(2)
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マリン★″
at 2011-08-23 21:07
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みえるさん こんばんは。
アリの巣セットですか~。 さすがに白砂糖で女王アリまではおびき出せないですね。 今流行の? アルゼンチンアリのようなひとつの巣に複数の女王アリが存在している種類ならば家族が増えて巣の手狭化による、引越しの時に女王アリもゲットできますけど。 それ以外だと初夏の結婚飛行後に地面をうろついてる新女王を探すしか。 でも、働きアリだけでも捕まえて巣作りしていく様を観察するのもおもしろいですね。 最近のアリの巣観察キットは土に見立てた透明なジェルに巣を作らせて観察できるようですよ。 夏休みの自由研究の需要を見込んでペットショップに陳列してありました。ひとつも売れてなかったですけどね・・・。
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mieru1 at 2011-08-24 22:05
>マリン★″さん
ご無沙汰してます〜〜〜〜。 マリン★″さんのスイーツレポ、いつも楽しく読んでます。(笑) アイスはスーパーカップ派なんですね。ワタシは爽派です。 シャリシャリしてアイスクリンっぽいところが好きです。 今になれば、こんなちゃちいセットで女王アリをゲットできる訳がないのに・・・と思いますが、時々卵だかさなぎだかを掘り出していたので希望を持っていました。 やっぱり巣を作っていく工事現場を見るのが面白かったと思います。 たとえ女王アリを捕まえたとしても可哀想な結果が目に見えています。 獲らなくて良かった。 最後の一行は寂しさを感じます・・・・ 子供達にとって自然は魅力のないものになっているんでしょうね・・・・(涙) 自然の楽しさ、不思議さに気づいていないだけだと思いたい。
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