負のオーラ

姉から
「お父さん、また熱が出て導尿と点滴になっちゃったんだって。
可哀想・・・・。」と涙声で電話がかかってきました。

医者によると
お腹のほうはCTで見ても特に問題はないとのことで
熱の原因がわからないのがちょっと心配です、とのこと。

相変わらず不安げな声で話すので
「2週間前に大手術したばっかりだし、身体も心も弱って力が半減しているんだから
そんなにすぐ元通りになんてなんないよ。
年寄りなんて衰えるのは早いけど、回復するにはその倍かかると思わなくちゃ。」

「でもこの前まで坂道歩けるくらい元気だったのに信じられない。
あんなお父さん見るのは初めてだから辛い・・・」などと頭から不安の種はつきぬよう。

「でもさぁ、77歳にもなってもピチピチで精気が溢れているほうが不自然じゃない?
老人なんだし大病しているんだから今の状況はごく自然だよ。」と
激を飛ばしました。
まぁ、たしかに骨皮筋衛門で死んだおじいちゃんに瓜二つになってたけども。
それだってまともに食べてないんだから当たり前。

とにかく
しっかりしてくれ!!
オバハンおねいさん!!
(←ワタシなりの叱咤激励)
こういう時、私の生き物観察力は役に立つ?

ーーーとはいっても入院病棟に行くと負のオーラが漂っているのは事実。
せめて元気な我々は負のオーラに引きづられることなく
病人にパワーを与えるくらいの心構えでいないといけません。
そのためにも楽しいことやスポーツ観戦、子供達から
生命力を受けておかねばなりません。
負のオーラに負けてたまるかってんだ!!
by mieru1 | 2007-12-19 00:09 | 近況報告 | Comments(0)
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