色紙描きました

年に一度、いつもお仕事をもらっている小冊子のキャラクターの色紙依頼があります。
去年はなかったので、2年ぶり。

普段描かない紙質なので、マジックの線が滲んだり、
カラーインクが滲んだり不馴れでいつも悲惨な仕上がりに。

今回はピグマのブラシペンにミリペンでペン入れ、
水彩絵の具で色塗りにかかろうとしたところ・・・。

無い! 水彩絵の具が無い!
あったのは昔いわさきちひろに影響されて使った透明水彩のパレット。
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うぇ、汚い・・・・
透明水彩はこのまま絵の具を乾燥させて使う、と本に書いてあったけど
さすがにこれは使えない・・・・
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ぎょぎょっ、これは懐かしい。
私が小学校に入学して買ってもらった図工で使うパレット。
今見ても全然古びてないところが凄い。昨日まで使ってたみたい。
珍しいことに中にもう一枚パレットが入っていまして、
この透明の方ばかり使っていました。

このパレット、今見ると表面が木目調だったり、指で押さえる所に筆が4本差し込めたりと結構本格派。
だけど転校した時、クラスメイトが使っていたサクラパレットに比べると
絵の具を入れる溝が浅く、すぐに隣の絵の具と混ざってしまったり
色を混ぜるスペースが小さく、見た目に比べて全然実用的でなかったです・・・
そういうわけで大人になってから「憧れの」サクラパレットを買いました。(笑)
サクラパレットは定番らしく、デザイン変更してませんね。すごい。

さて、絵の具です。
子供が学校で使っていた道具があるはず、と子供部屋から拝借しました。
昔の漫画家はたいていこの不透明水彩絵の具で塗っていました。

久しぶりのアナログでの色塗りが心配でしたが
塗っているうちに懐かしさと楽しさ、嬉しさが込み上げてきて
本当に自分は今仕事をしているのか?という気持ちになってしまいました。

絵の具はカラーインクと違って吸収力が弱いので扱いやすいし
塗りながら「これこれ、この滲み、むらが味わいあっていいんだよね〜〜。」と
楽しくなりました。
絵の具、カラーインク、コピック、Macでと、
時代によって使う道具は変わってきたけど、やっぱり自分は
絵の具で色塗りが一番楽しいです。
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こう、手を汚して絵を描くという行為が大好きです。
絵の具をそろえる、準備や後片付けなど手間もありますが
そういうのも絵を描く儀式のようなものだし
絵描きさんのスモックが絵の具だらけ、という姿とか
いかにも「絵と格闘してました」ってところが
もの作りの手ごたえがあっていいな〜〜、と思うのです。

完成しました。あとはこれにサインを入れるだけ。
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むらになった所もあるけど気にしない!
今までで一番色紙らしい仕上がりになりました。
今まで滲みが気になって色鉛筆とか色々使ってみたけれど、
元々水っぽい画材に適した紙質なんだから
水彩絵の具がいいのかもしれません。

久しぶりに絵の具で色塗りして今まで忘れていた感触や気持ちになれて
今日は本当に幸せでした。
何か毎日好きなことばかりしてるな〜〜〜。

明日からは伝記漫画の資料読みにネーム作業です。
藤沢周平はしばらく封印して(涙)牧野富太郎にダイブします。
by mieru1 | 2007-11-20 22:07 | 仕事 | Trackback | Comments(0)
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