劇画を読むために兄がほしかった・・・

私には4つ上の姉が一人いるんですが
小さい時から男の兄弟が欲しかったんです。

よく、子供のために兄弟は多いほうがいい、なんて話を聞いたことがあると
思いますが、今自分に振り返って何がそのメリットなんだろうかと思うと、
「自分以外の年齢・異性の世界を知ることができる=自分の世界が広がる」と
いうことじゃないかと思うんです。

姉が4つ上なので同世代じゃ知らなかった世界を同時体験できるメリットがありました。
姉の場合だとフォーク、ニューミュージック世代なので、その頃の歌をラジオを始め
いろいろ聞きました。(子供部屋が一緒なので)

今、懐メロとしてフォークソングが取り上げられますが
結構知っている曲が多く、どの曲も叙情的で好きです。

で、この姉が慕っていた叔父がやはり洋楽やら何やら吹き込んでくれてたので
小学校低学年なのにディ−プ・パ−プルやら何やら聞いていた気がします。
「金太の大冒険」は叔父さんから聞かされた時は笑い死にするかと思いました。
特に「金太マカオに着く」が・・・・・
(今じゃ驚くことにカラオケにもなっていて家の息子も普通に知ってました)

で、長い休みになると母の実家に行くのですが
その時楽しみだったのが、この叔父さんが毎週買っていた
「週刊少年ジャンプ」と「チャンピオン」をまとめ読みすることでした。

ジャンプよりチャンピオンのほうが印象に残っているかな?
「がきデカ」「カリュウド」「750ライダー」「ローマの星」「エコエコアザラク」「ドカベン」「マカロニほうれん荘」「ブラックジャック」
・・・まぁチャンピオン黄金時代でしたからねぇ。

子供の小遣いなんて少ないもんでしたから、とても週刊誌を買えるゆとりはなかったので、こんな漫画の美味しい時代に週刊誌を読めたのはありがたかったです。

自分の小遣いでジャンプを買い始めたのは
小学5年生くらいからで週刊から月刊、はては増刊号まで買ってました。
(その前、少しの間「別マ」「週コミ」を買ってもらってたのよ。これでも)
で、その頃ちょうど女友達が「愛と誠」のファンで、その子の家に行くと週刊少年マガジンを読ませてもらいました。
これまたラッキーで幸せなことでした。
マガジンでは「愛と誠」「釣りキチ三平」「野球狂の詩」が大好きでした。
(何故か「空手バカ一代」は読まなかった。「聖マッスル」は気持ち悪くて読めなかった)
ーーーああ、懐かしい。あの日に帰りたい。

とにかく女の子が男の子の漫画を買うのが恥ずかしい時代でした。

で、やっと冒頭に出てきた「兄がほしかった」に戻るわけですが
こんなふうに「男臭い少年漫画」(今のように腐女子に配慮していない)が
大好きだったので、当然「劇画」が読みたかったんですよ。

大学生の頃はバブルで梶原一騎的な「スポ根」は
「根暗」と全否定されて少年誌から淘汰され、少女漫画のお得意とする
「ラブコメ」がどどっと雪崩をうつように少年漫画に浸透していくのです。

少女漫画では読めない「男気ロマン」というか「梶原イズム」が好きだった私には
何て物足りない少年誌になってしまったものか!と
本気で高×××子先生を恨みました。(てへっ)

当時いた漫研も漫画家志望の熱い奴らはほとんどいなく
一途に梶原一騎を追いかけていた先輩はかわぐちかいじ先生のアシに行っていた
B先輩だけ。(それすらも後になって知った)
あの時自分が奥手でなければB先輩が律儀に買っていた「漫画ゴラク」とか
「人間兇器」がリアルタイムで読めたのにっ!! チクショーーーーッ!!
(これでも一応女子大学生だった私が堂々と頼み込んで読めたかというと・・・
だから身内の兄が欲しかったわけで)

昨日、旦那がネットで知り合った古本漫画友達の漫画履歴とか聞いてみると
当然男ですから少年漫画から劇画までリアルタイムで読んでいるんですよ。(つд`)

本当に、こればっかりはどうしようもないけど
自分に兄がいたら良かったのになぁ・・・・
って、その兄が漫画読みでないと意味がないんですがね・・・・

で、結婚してから旦那所蔵の劇画をポチポチ読ませてもらって
「ケン月影の描く女の人は色っぽくていいな〜〜。」とか
「やっと『男の星座』が読めたよ。」とか
「『柔侠伝』の続きが読みたいな。」とか「平田弘史の描く男はかっこいいなぁ。」とか
これをリアルタイムで読んでいたら・・・
それこそとっても幸せだったのにな〜〜〜。

こんな世界がまだあったとは・・・・
後悔先立たずってやつですよ。( TДT)

漫画のために本気で兄貴がほしかったぜぃ!
ついでに野球や柔道、アウトドアスポーツが趣味だったらなお結構!
そんなお兄さんを今から募集して人生をやり直したい。(マジに)
by mieru1 | 2007-09-24 03:06 | なつかし話 | Trackback | Comments(4)
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Commented by KAN at 2007-09-26 12:41 x
> 「金太の大冒険」
大学生のとき、中古レコード屋で見つけ即GETしました。
10年くらい前にCDシングルで復刻したときも即購入。
アルバム『ジョーズ―ヘタ―』も昨年、紙ジャケCDでリイシューされ、
これはタワーレコードに予約して購入した次第。
収録曲は「吉田松陰物語」「極付け!お万の方」「怪傑黒ズキン」など。
「金太~」同様、曲名だけで歌詞が想像できちゃうでしょ?
その期待を裏切らない放送禁止曲のオンパレードです。
発売を敢行したレコード会社、勇気ありますな。
Commented by n0n0n at 2007-09-27 20:13
そうかー!
大好きな漫画のためにお兄さんが欲しかったのですねア!現在進行形でしたね^^;私もお兄さんが欲しかった。優しいお兄さんが欲しかったなあ。包んでくれるような、、守ってくれるようなお兄さん!やっぱり今でも欲しいなあ...ああ、そういえば、、お姉さんも欲しかったかな^^。
みえるさんの漫画好きのお兄さん、どこかにいたりしてね?...
Commented by mieru1 at 2007-09-28 23:12
>KANちゃん
「金太〜」のB面って「黒いカバン」って歌じゃなかったのかな〜〜?と(知らないんだけど)
この曲とセットで覚えているんですよ。 ここには書いてないね。

こんなサイトありますよ。
「KINTA2001」
http://homepage2.nifty.com/sledge_hammer_web/kinta2001.htm

あなたが作る「21世紀の金太の大冒険」だそうです。
「お気に入り」に残しておいて役に立つ日がやっと来た・・・・
Commented by mieru1 at 2007-09-28 23:17
>のんちゃん
のんちゃんの「お兄さん像」は「守ってくれる王子様」の立ち位置だね。
私はどっちかというと一緒に遊べる兄弟だったなぁ。

漫画好きのお兄さん・・・・
もしかするとその役は旦那なのかもしれない・・・(古本コレクター)
理想と現実は違うのね・・・(スポーツ・アウトドア大嫌い)
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