学習漫画を描くこと

最近、ネームを切っていて思うのが「この程度の学力のワタシが子供達に学習的指導をしていいのか?」ということ。
学生時代、決して勉強ができるタイプではなかった。
はっきりいってワタシの学力最高だったのは高校受験まで!!(力説してどうする)
しかも都民だったので勉強していたのは3教科だけ!(だから社会科苦手)

そんなこんなで学習テーマを与えられ、ゼロから勉強するのですが
つまりそれはワタシが理解して「こうだ」と思ったことを漫画にして伝えていることになるのですよね。
もしもワタシの解釈が間違っていたらそれは読者に誤った知識を教えることになります。

まぁそんな間違いがないようにと監修の先生がついているのですが
それでもやっぱり責任のほとんどはワタシにある訳で、それを思うと「この程度の学力の自分に相応しいのだろうか?」と不安になってきます。


まぁどんなテーマもいくつも読めばそのポイントもわかってくるし、構成も出来てくるんですが
(ワタシの場合、依頼時にもらうのは資料と、今回の学習テーマの狙い、入れるべきポイントが主です。
伝記漫画は純粋に資料だけ。
もちろん資料が足りなければネットや図書館で調べます。今はネットで最新情報が得られるので本当にありがたい。)
ただ説明するだけの漫画では学習漫画の意味がありません。
どうやって子供にわかりやすく、興味を持って読んでもらえるかも同時に考えていかなければいけません。
参考にするにも「学習漫画の描き方」や「学習漫画家の自伝」みたいな文献もありません・・・・

そこで大好きな絵本作家のかこさとし先生の「絵本への道」を引っぱり出して読みました。
ワタシはかこさとしといえば「だるまちゃん」シリーズよりも「科学絵本」作家のかこさとしを真っ先に思い起こします。
ずっと買ったままたいして読んでいなかったのです。
でも今回は必要に迫られていますので、先生のお話一つ一つが身に迫ってきます。
大事な箇所にはボールペンで線を引きます。(斉藤孝の3色ボールペン方式を実践してます。後で読み返す時便利です。)


いろいろヒントになること、背中を押してもらえる文章に出会えました。

科学の周辺や理科らしきことへの「うるおい」でなく「科学そのものの美しさ」をうたい上げるべきです。


本筋からそれた面白さは余分なもの。ひみつを解明して知る面白さそのもの、そのひみつ自体が何よりも感動であることが心に残りました。
(例えば身体の神秘には美しさや感動がある。これは優れた芸術や文学と同質の感動である。)

そして上っ面ではなく、根底を伝えて欲しいことなど。

うん、根底は哲学を勉強していたからそこを掴むのは割と得意だぞ。(多分)


ーーーーということで、かこさとし先生の本を読んで「今度はこうやっていこう」というヒントが見えてきました。

今回の遺伝子の話は構成よりも先にキャラクターが頭の中で展開してくれているので、何とかキャラとテーマを絡ませて面白おかしく遺伝子について理解してもらえたらいいな、と思います。
多分ネームを描き始めると早いんじゃないかな・・・・

明日中には仕上げないとピンチです。
きっと何とかなる!!と信じて。
by mieru1 | 2011-10-22 19:37 | 仕事 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://mieru1.exblog.jp/tb/16479816
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 苦しい・・・ スネスネdog >>