取材に行ってきました

金曜日は御茶ノ水にある脳神経外科へ取材に行きました。
いろいろ先生に質問しましたが、いわゆる通説というものがいかに眉唾物かということがわかり
(脳にはドコサヘキサエン酸がいいとか、ガムを噛むと眠気が覚めるとかテレビに出まくっているアノ先生とか)今回取材に行かないで資料だけでネームを描いていたら大変なことになっていた、と思いました。

埼玉に越してからというもの、交通費も時間もかかるので打ち合わせ、取材に滅多に行かなくなったのですが
それこそ「百聞は一見に如かず」で直接話を聞くことがどんなふうに重要なのか、身を以て知りました。

医学、歴史関係は(なんでもそうですが)日々研究が進むので、一般的に知られている情報が今では間違っている、ということがよくあります。
(「一夜城」「懐に信長の草履を入れて温めておく」等で有名な秀吉のエピソードも「太閤記」から来ていて事実ではない、等)

「知ったかぶり」がこういった学習関係では危険なのです。
せっかくネームができても情報が間違っていればリテイクが出るし、締め切りまでの時間は減るし、デメリットが増えてしまいます。
自分が善かれと思って入れたエピソードが監修者チェックでリテイクをもらうのも、こういう取材をしないことから来ます。

取材は滅多に話す機会もないような人に会えて貴重なお話を聞けるというのも、いいことですよね。
専門家のお話は新しい発見に溢れていて楽しいです。
そこで得た、自分が知って楽しかったものを自分の漫画に活かして読者に還元していくのが、学習まんがの役目だと思います。
それが自分の場合、「学習まんがに描きたい」動機に結びついていきます。

金曜日は他にも2カ所まわり、その後二日も人と会う予定があって
こんなに家族以外の人と話すのは一体何年ぶりなんだろか?という三日間でした。

ーーーしかし、今夜からのスケジュールは伝記漫画のゴーサインが出たのでそちらの制作と、今回取材した「脳」のネームを同時進行で進めないと時間がないっ!!(滝汗)       ヤバ〜〜〜〜〜〜ッ。
今回の伝記漫画は「杉原千畝」ですが、監修の先生から「素晴らしい!」とのお墨付き?をいただいたので
テンション上がってま〜〜〜す053.gif
滅多に人から褒められないので素直に嬉しいで〜〜〜す♫

それからちゃぐりん編集部に行ったとき
「いのちの歴史」を読んで歴史に興味を持ったという感想も(少しは)ある、とのお話も聞けたので
益々読者のために頑張らなくっちゃ!と張り合いが出て来ました。
自分の描いた漫画が歴史や読書の啓蒙に役立つなんて漫画家冥利です。シクシクシク・・・・・

あ、あとは絵が・・・・・・
絵に関しては中々自分では及第点が出なくって・・・・・・・・・・・・・永遠の課題です。(涙)

これからも自分が勉強して面白い!と思ったことを子供達にわかりやすく、面白く届くよう、頑張るぞ〜〜〜〜!!066.gif

目指せ漫画界のかこさとし!
by mieru1 | 2009-06-22 22:16 | 仕事 | Trackback | Comments(4)
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Commented by おちゃずけ at 2009-06-23 08:23 x
みえるさん、まじ、うらやましいですわー。
素敵な仕事されてるじゃないですか。
「自ら学び自分を高めながら、それを伝えていける」
とてもとても幸せな仕事をされていると思います。
(あとは原稿料ですよね~)

みえるさん、私思うのですよー
どんな偉大な人物の行動やすばらしい研究、思想も
それを受け止める側の心の鏡が濁っていると
その輝き解らない・・て。

だからこそ、みえるさんのような、ちゃんと苦労もされ、次世代を育てたいと言う問題意識を持った方にしか、いまなされてるような仕事できないのではないかと・・・。

みえるさんは、以前、「いつのまにか商業誌作家ではなく学習漫画のほうに来た」みたいなことおっしゃてましたが、私はむしろ来るべきして来られたのではないかと・・・考えてしまうわけです。
(あとは原稿料ですよね←ってしつこい)

何だか偉そうなこと書いてしまってごめんなさい。

ますますみえるさんが嬉々としてご活躍されること願ってやみませんわー
Commented by ホタル at 2009-06-23 15:26 x
すばらしいお仕事ですよね!

お身体に気をつけて、頑張って下さい!
Commented by mieru1 at 2009-06-24 00:49
>おちゃずけさん

いつもいつも励ましてくださり、ありがとうございます〜〜〜。(涙)
言われるほど凄くないんで恐縮です。
本来学習まんが家になろうと思ってなった訳ではありませんが
たとえば「ちゃぐりん」の伝記漫画なんかは、昔から描けたらいいな〜〜、と思っていた大河ドラマを読み切りで描いているみたいで嬉しいこともあります。

それと漫画雑誌で活躍している漫画家は山ほどいるけど、そういう大勢の読者を楽しませるのはそういう人達にまかせて自分はもっと子供の目線に立てる所で描いていこう、という変な使命感みたいのも生まれましたね。
でも本当は漫画雑誌で娯楽漫画を描いてみたいんですがね・・・・

原稿料・・・・ある一部を除いてどこも低予算みたいですね。制作費。
でも稿料によって作品内容に優劣をつけて創っている訳じゃないんで労働内容は高くても安くても変わらないんですよね。
使う側としたらお得な漫画家ですよ!(;´д`)トホホ…
Commented by mieru1 at 2009-06-24 00:51
>ホタルさん

どうもありがとうございます。
子供達に良い作品を届けていきたいです。
頑張ります!
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